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フリーエリア



日商簿記一級まであと
プロフィール
HN:
DQN
性別:
男性
職業:
フリーター
自己紹介:


俺は三十代前半のフリーター。



(↑の画像は26歳の頃なので、今はだいぶ違う。)



最終学歴は中卒。
長いこと東京でフリーターをやってきた。


現在は地元に戻り、相変わらずフリーター


酒と煙草は16から始めたが煙草は26で止めた、酒は今でも大好きだよ。


持っている資格は日商簿記3級+2級。
普通運転免許は持ってない。あるのは27歳で取った原付免許だ。


----------------------




これまでの、そして今後のスケジュール


--2006年--



2月 簿記2級を受験するも大敗。敗因は当然「勉強不足」


4月 クレアールの簿記一級DVD通信講座を受け始める



11月 簿記1、2級受験 
(合格狙い)
*1級不合格、2級合格



--2007年--



税理士簿財受験
(合格狙い)*断念


短答式試験受験
(試し受験)*断念


11月簿記1級リベンジ*失敗


バイトかけもち、普通運転免許、高卒認定試験取得の準備と実行


--2008年--



会計士受験本番*断念

6月 
日商1級三度目の挑戦
*また…おち…た






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中卒の三十代DQNが公認会計士試験に挑戦。
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それでは昨日の続きを。

結局、免許証と名詞を取り上げられた客は
翌日の夕方に渋々金を払いに来ていたのを見かけた。

タイトルでは「ぼったくり」と書いてみたが
あくまでも請求額自体は常識的な正規の料金に基づいている為、泥酔していた客としても頼んでいないことの証明が難しいと考えて金を払ったんだろう。

おそらくその為だろう、連れてこられる泥酔客はいつも一人だった。
決して複数の客を連れてくることはなかったのだ(通常の客引きは除く)

だが俺は、その時点ではまだ、たまたま運の悪い客がいただけだろうと考えていた。

そして二日目は若干、仕事にも慣れてきたこともあり
初日に比べ、いくらか観察する余裕も増えてきた。

電話が鳴ると決まってマネージャーがサブマネージャーに向かって大声で××(系列の店)へ行くぞと声をかける。
そして二人で泥酔した客を連れて戻ってくる。
あとは初日と同じ光景が繰り返されるばかり。

これはひでぇことをするなぁと思ってはいたが
若さゆえの好奇心からか、どうせ一ヶ月もすれば辞めるつもりだし、もう少し歌舞伎町の裏の世界っていうのを覗いてみるのも面白いかもしれないと、興味を持った部分もあったことも確かだ。

そして、また例のごとく一人の泥酔客が連れてこられ、しばらく寝たのちに起こされ、レジへと向かった。
俺たちボーイもレジへ向かう。
何度か繰り返すうちにわかったが、要するにこの行動は
ホールの客からレジでのやりとりが見えないようにするためのものだったのだ。

ホールでは音楽が爆音でながれているため、レジでの会話は他の客には聞こえない。
だが、毎回のようにレジで揉めているのを見られるのは流石にマズイと考えた結果、ボーイを並べてレジ方面を隠すという作戦を思いついたんだろう。

余談だが、この俺以外のボーイ達というのがまた一癖あって困った。

というのも、このボーイの募集記事ではサブタイトルが付いていて、ご丁寧にも幹部候補という名目でも募集されているのだ。

ここでいう幹部とは店長、すなわちマネージャー以上の人たちのことであり、ボーイが出世すればマネージャーになるのは当然なんだが、なぜか特別に幹部候補として扱うかのように募集をかけているのである。

まぁ、そんな謳い文句に意味が無いことは百も承知だったので特に気にしてなかったんだが、あろうことか他のボーイ達は幹部目指してメラメラと燃えていたのだ。

おかげで事あるごとにライバル精神を出し、妙なことをしてくる。

例えば、俺が担当するテーブルの水が一度使われたため、水の入った容器を取りに行こうとすると(一回ごとに替えろと指示された)、先回りして俺の担当しているテーブルへ水を持っていき、得意気に戻ってくるのだ。

俺としては仕事が楽になって良いと言えば良いのだが
彼から見ればそのふてぶてしい態度が余裕に映るのだろうか、
さらに彼らの働きぶりは増すばかり。

とりあえず彼らにはその後、休憩時間にそれとなく
短期のバイトであり、水商売に深入りするつもりは無いとということを伝えると、それからは全く俺の仕事に手を出してくることは無くなった。

と、まぁ脱線はこのくらいにして
その何度と無く繰り返されたレジ隠しであるが
今回は少し様子が違った。

客のサラリーマンのおじさんが開き直っていたのだ。
金なら無い、免許証も無いと言い張り、帰ろうとするサラリーマン。

すると、マネージャーが飛び掛り、サブマネージャーもそれに加わりリンチが始まった。
しかも、ご丁寧に説教つきである。
「飲み食いした分は払えってお母さんに教えてもらっただろ」的なことを言っている始末。
飲み食いしてねぇだろ

この時点で俺は辞めようと決断した。
そうじゃなくても、日払いと聞いていた条件は一ヶ月以上働いた場合であり、それまでは払えないと言われたこともあり(とりあえず賄いを目当てに行くことにしていた)決心が付いたわけ。

そして、その日の明け方に系列の店へ応援へ行くように命じられた俺は初めて系列の他店舗へと向かった。

そこでとりあえず指示されたことをこなしていると
見覚えのあるホステスから声を掛けられた
「どう、店にはもう慣れた?」「しっかり頑張りなさいよ」
というふうに。

だが俺は「はぁ、」と答えるのが精一杯だった。
それもそうだ、だってそのホステスというのが一緒に面接した
あの大学生風の女性だったからである。

確かに男であるボーイはまるで召使いであり
逆に大切な商品たるホステスはマネージャー達からアイドルのように大切に扱われる世界だ。
世間を知らない純粋な子は簡単に染まってしまうのかもしれない。

この業界は僅か三日で人をここまで変えてしまうものかと、
なんだか見てはいけないものを見てしまった時のような気分になった俺は、やっぱり今日で辞めてしまおうと決意を更に固くしたのであった。

以上、くだらない昔話でした。

本日の勉強時間
合計6時間
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